＜台風１２号被害＞土砂で津波対策の高台を 和歌山・那智川

    台風１２号で大きな水害が起きた和歌山県那智勝浦町の那智川について、県がたまった土砂などを取り除く河川改良工事を行った上、その土砂で津波対策の高台を造成する方針を決めたことが分かった。シャネルコピー２０１１新作同町は今回の豪雨で死者・行方不明者計２６人が出た一方、巨大地震で市街地に高さ６メートル超の津波が押し寄せる可能性もある。豪雨と津波に対する「一石二鳥」（仁坂吉伸知事）の防災策として注目を集めそうだ。同町では８月３０日から９月５日までの７日間で、年間雨量の３割超に当たる計１１８６ミリの記録的な降雨を観測し、ブランドコピーネクタイ那智川が氾濫した。県河川課によると、那智川下流（同町川関地区）で安全に流せる水量は毎秒２５０トンだが、県は今後、豪雨で流れてきて河床にたまっている土砂を取り除いたり、川幅を広げる工事を行い、流量を２倍程度まで増やして水害を予防する。     
   一方、町は太平洋に面しており、エルメスコピー東海・東南海・南海３連動地震が起きた場合、約８分後に津波の第１波が届き、最大６メートルを超えると想定される。町は緊急避難場所を確保するなどの対策を取ってきたが、３月１１日の東日本大震災後は、住民の間でさらなる対策を求める声が出ていた。